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東京都農林総合研究センターには、明治から昭和中期にかけて描かれた900点に及ぶ園芸作物の細密画が所蔵されています。それらはカラー写真のない時代に、東京都農業試験場(現東京都農林総合研究センター)専属の絵師により、細部まで写実的に絵が描かれたものです。このコーナーで紹介されている園芸作物の中には、今はもうない、幻の野菜もここでみられます。

なす

なす(愛知橘田)

なす(愛知橘田)

なす(愛知橘田)

「橘田」は中長のナスで、野愛知県海部郡甚目寺町に根付いた品種で、育成・栽培の中心となった橘田氏の名前から名づけられたいわれています。一代雑種の草分けとなった「橘真」の親となったことで有名です。



なす(砂村丸なす)

なす(砂村丸なす)

なす(砂村丸なす)

砂村周辺(現在の江東区砂町)は江戸時代からの野菜産地で、ここで生まれた地名付き品種のひとつが「砂村丸なす」。早出し栽培を主体に、料理屋向けに作る品種だったようだが、第二次世界大戦中に滅んでしまった。

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